有松町

昨日は、旧東海道にある「有松町」(名古屋市緑区)を訪れました。江戸時代初期、東海道を整備していた尾張藩が、もともと人家がなかったこの地域に新たな村を開くことを計画。周辺の知多郡全域に移住を呼びかけ、新たに有松村をつくり上げました。自然発生でないところが面白いです。そしてここに新たな産業として絞り染めである「有松絞り」を興し、宿場町としてではなく商工業の街として大いに栄えることになります。なので、東海道五十三次の宿場に有松は含まれていません。それでも、当時を偲ばせる江戸時代の商家が建ち並ぶ街並みは、一見の価値ありです!

2023年08月21日