イリーナ・メジューエワのラフマニノフ
祝日だった昨日、京都コンサートホールにロシア出身のピアニスト、イリーナ・メジューエワさんのコンサートを聴きに行きました。曲目はラフマニノフを中心としたロシアの作曲家のピアノ曲です。ウクライナ侵攻で非難されることが多い昨今のロシアですが、音楽は全く別の話で、素晴らしい作曲家や演奏家を数多く輩出しています。イリーナさんの演奏は、女性ピアニストであることを忘れるほど力強く、作曲家の内面まで描かれたような感情表現豊かな演奏で、ほぼ満員の観客はすっかり彼女の演奏に魅了させられました。ちなみに昨日演奏に使われたピアノは、実際に晩年ラフマニノフが所有していたスタインウェイとのことです。