琵琶湖にある浮御堂(大津市)を訪れました。琵琶湖には何度も来ていますが浮御堂は今回が初めて。浮御堂は「堅田の落雁」として有名で、近江八景のひとつでもあり、芭蕉や広重も足を運んでいます。岸からは橋づたいに浮御堂に渡ることができ、そこで気づいたことは、浮御堂の正面は陸側ではなく湖側なんですね。堂内に祭られている千体仏が琵琶湖を向いています。船の往来の安全を願って建てられたお堂だったんですね。
回廊をぐるりと一周しましたが、この手すりが異常に低く下に落ちないかおそるおそる回りました。でもここからの眺めは最高です。柔らかな春の日差しが湖面をキラキラ照らしていました。