巨椋(おぐら)神社に参拝

巨椋神社に参拝しました。京都の古地図を見ると、伏見の南側に巨椋池(おぐらいけ)という大きな湖が描かれています。残念ながら干拓事業により1941年に消滅しましたが、第ニ次大戦頃までここに大きな湖があったのです。当時は京都府最大の淡水湖でした。

という訳で巨椋池ファンになり、ちょくちょく自転車で巨椋池に纏わる場所を訪ねていましたが、巨椋神社は今回初めて行きました。明治期の地図を見ると、巨椋池の東岸に沿うように大和街道があり、そこの集落(小倉村=現在の宇治市小倉町)に巨椋神社があったことがわかります。湖での漁の安全や豊漁を願ってこの神社にお参りしたのでしょうか。約80年前、この神社の西側(現在の近鉄京都線から西)に、周囲16キロの巨大な湖があったと思うと何とも感慨深いものがあります。

2022年03月24日