宇治上神社の本殿と拝殿

初めて宇治上神社を訪れました。先日「ブラタモリ」で紹介されていて、まだ行っていないことに気がつきサイクリングついでに訪れることにしました。ブラタモリでも説明がありましたが、宇治上神社は、宇治川をはさんで、対岸に平等院があり、それぞれ此岸(この世)と彼岸(あの世)を表現し、宇治川とセットになって、3つそろって平安浄土の世界観を現しています。地形を利用した巧みなランドスケープですね。

宇治上神社の本殿(平安後期)は、3つの並列した内殿全体を大きな覆屋で包み込むというユニークな空間構成で、日本最古の寺社建築です。こちらは神様の空間ですね。一方、拝殿(鎌倉時代)は神社建築でありながら建築様式が平安時代の貴族住宅(寝殿造り)になっています。現存する唯一の寝殿造りの建築だそうです。スケールが人間的なスケールになっていて、柔らかな曲線を描く檜皮葺の屋根(すがる破風というそうです)がとても美しい建築です。どちらも国宝に指定されています。(写真 上:本殿 下:拝殿)

2026年07月29日