「イセッタ」という車のこと
もともと小さな車が好きで、今も2012年式のフォルクスワーゲン アップに乗っています。
ユーチューブを見ていたらすごく魅力的な車を見つけました。それは「イセッタ」という車。60年も前(ほぼ同い年!)にBMWから発売された究極のミニ・カーです。なんとドアは側面でなく、車の前面が全部ハンドルごと冷蔵庫のように開く斬新なデザイン。
「必要なものはすべてあって、必要でないものは何一つない、潔いところが好き」とは、この車(写真は別の車)のオーナーである女優の木内みどりさんの言葉。本当にそのとおりだと思います。
以前乗っていたローバー・ミニもそうでしたが、機能性からフォルムが決まり、それ以外の要素をそぎ取ったデザインというのは、月日がたってもいつまでも魅力的で飽きが来ません。
建築(住宅)もこのようでありたいと思います。
(木内みどりさんは、2019年に亡くなられていたのですね。天国でもイセッタで駆け回っているのでしょうか。ご冥福をお祈りします。)
Isseta :Image from Pixabay by Cornelia Schneider-Frank